コラム|代田橋で内科、小児科、整形外科、リハビリ【理学療法士在籍】をお探しの方は大原クリニックまで



03-3324-3077

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休診日:木曜と土曜の午後・日祝祭日
※産婦人科の診療は金曜日午後のみとなります


代田橋・大原クリニック
コラム

気管喘息って、予防できますか?

こんにちは。
 
代田橋の「大原クリニック」です。
 
 
「突然咳き込んで、なかなか止まらない……」「最近、痰(たん)がよく出るんだけど……」
 
こんな症状はありませんか?
 
健康な人でも発症する可能性があり、年々増えつつある気管喘息。
 
住環境や生活習慣が関係しているともいわれており、現代病といえるかもしれません。
 
 

気管喘息は予防できます

喘息は、なんらかの原因によりのどや気道に炎症が起こり、さらにそこが刺激されて発症します。
 
その原因には、ハウスダストやカビ、ダニなどが代表的で、アレルゲンと呼ばれています。
 
近年の住宅は気密性や断熱性が高く、またエアコンなどを使うと1年を通して快適に過ごせますよね。
 
それは同時に、アレルゲンにとっても繁殖しやすい快適な環境ということ。
 
ですから、気管喘息を予防するには、意識的にアレルゲンを取り除くことが効果的です。
 
お掃除や換気をこまめにするほかにも、予防できることがあるのです。
 
 

タバコの煙に気を付けましょう

タバコの受動喫煙が、気管喘息の原因になるのをご存じですか?
 
タバコの煙には、さまざまな化学物質が含まれており、その数はなんと約4000種類だとか。
 
ご自身は手にしなくても、近くにいる人のタバコの煙を吸い込んでしまう二次喫煙でも、喘息の症状を引き起こします。
 
また、タバコのニオイがついたカーペットや衣服などから、煙の成分を吸い込んでしまう三次喫煙にも、気を付けなければいけません。
 
タバコの煙を吸わない、そして、タバコの煙を部屋に持ち込まないように気を付けましょう。
 
 

加湿にも注意が必要です

空気が乾燥すると、咳き込みやすくなりますよね。
 
それは、空気が乾燥することで、のどや気道も乾燥し、細菌やウイルスが入り込みやすくなるからです。
 
特に寒い時期は、暖かくすると部屋が乾燥しますから、加湿器を併用するご家庭も多いでしょう。
 
湿度を保つことは大切なのですが、加湿のしすぎはアレルゲンであるダニやカビの温床につながります。
 
また、お手入れが不十分なまま加湿器を使うと、中にたまっていた細菌やウイルスを、加湿とともに部屋中にまき散らしてしまう可能性も。
 
加湿器は、換気をしながら適度に使い、こまめにお手入れをするようにしましょう。
 
 
気管喘息は、予防と治療で症状を改善させることができます。
 
大原クリニックに、どうぞおまかせください。